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 私はアフリカに行ったことがないんです。  なのに「どうしてアフリカ布で浴衣を作ろうと思ったのか」を、ここで少しお話ししたいと思います。  ここ数年、SDGsについて考える機会がとても増えました。これからの持続可能な社会のために何かしたい、私自身もその気持ちはありましたが、うまく行動に移すことはできませんでした。 「なにかしたい、でも、なにをしたらいいのかがわからない」  そんなもやもやを抱えていた時、コロナ禍になり、ニュースでアフリカのワクチン不足やサル痘の話題を目にする機会がありました。  以前から、アフリカの社会問題については知識としてはもちろん知っていました。改めてその様子を見て、私にもできることがあればいいのにという思いが生まれました。  最初に思い付いたのはもちろん寄付。様々なNPOやNGOの団体を調べて寄付すること。  でも思ったんです。 「もちろん寄付も大事だけど、それって私がやりたかったことなのかな?」と。  そんな話を何気なく家族にしたとき「アフリカの布ってカラフルで元気が出るよね。気分がぱっと明るくなるみたい」と言われ、何気なくアフリカ布について調べてみました。  独特な色彩に華やかで力強い柄。でもどこか懐かしさを感じる柄。  この布を使って何かできないだろうか。  そう思い至るまでに時間はかかりませんでした。  早速、日本でアフリカ布を取り扱っているお店を回ったり、地域の大学で開催されている講習に出席したりして、アフリカの現状、寄付やフェアトレード、そしてアフリカ布の特徴など様々なことをお聞きしました。  次第に、アフリカ布を使ったブランドをつくることで、現地の人々に仕事を提供することができて地域経済の活性化にも繋がるんじゃないかな。そして、日本の浴衣が好きな方にも喜んでもらえたらすてきだな、と思うようになりました。  SDGsに貢献したいなら、もっと身近なことからすればいいんじゃないか?  アフリカ布で浴衣を作ることが、本当に役に立っているのか?  そんなご意見もあると思います。  その通りかもしれません。  私も今はまだなんの実感できていないのです。  でも、このブランドを続けていくことによって、少しづつ自分の描いた理想に近づけるように頑張りたいと思いますので、応援していただけたら嬉しいです。